保護者の方ともよくお話をする事ですが
試合に出る事はどういうことなのか? 何の意味があるのか?
やはり、出場する限りは勝ってもらいたいと思うのはごく自然な事!
しかし、あくまでも試合に出場して行く事は『目的』ではなく『手段』として
考えていきたい。このブログでも書き続けていますが子供の成長を考えるからです。

競技の世界である以上、勝敗は付きもの、結果も大事な要素である事は間違いではない。
ただ、相手あっての事だから常にいいテニスができメンタルも充実してプレイできる保証はない。
試合に勝っても負けても反省の繰り返しで、ひた向きな努力を続けて行き競技者として
逞しさが生まれてくるのではないかと思います。

今日は調子が悪いと首を捻る子がいますが、調子のいい感覚なんてある日突然身体からいなくなって行きます。
そしてまた練習を続けていくうちに突然感覚が戻ってくる。そんな繰り返し!
試合に出て課題を見つけまた練習をしてから試合に出る。階段を一段ずつ上って行くようなイメージ!

試合に勝てば謙虚になり負ければ潔よく認め次の努力へ進めるかどうかが大切な事。